麗江、玉龍雪山 (中国、雲南省) |
玉龍雪山 5596m (Yulong(Jade Dragon) Mountain) |
麗江(標高2400m)は中国雲南省の北西部に位置し、まさに風光明媚、歴史・文化の豊かな地である。世界文化遺産である麗江古城は800年余りの歴史があり、世界中から観光客が訪れる。雲南省は台湾と緯度はほぼ同じであるが、省都の昆明や麗江は標高が高いため冬は暖かく夏は涼しい。麗江にはイ族、ペー族、ナシ(納西)族など多くの少数民族がおり独特の文化を持っている。特にナシ族の東巴(トンバ)文化は固有の象形文字(東巴文字)をもつことで知られる。東巴文字は東巴教の経典に使用されている。東巴文字の伝承者である「トンパ」先生が東巴文字を書いているのを見ることができる。 |
黒竜潭公園。池の水源は奥に見える玉龍雪山。 |
古城と麗江の家並み |
古城の巷 |
ナシ族の歌と踊り |
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玉龍雪山のロープウェイの終点から階段を登る。防寒コートはロープウェイに乗る前にレンタルできる。 |
階段の最上部、標高4680m。裸で記念撮影をする中国人観光客。霧で見えにくいが、すぐ後は氷河である。 |
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長江第一湾。金沙江はここで南向きから北向きの流れに変わる。湾曲しているから湾。流れはゆるやか。相当下流に第二湾がある。 |
麗江郊外の人。荷物の背負い方に注目。荷物と紐のくくり方はネパールと同じだが、ネパールは額に紐をかけるが、ここでは肩から胸にかけている。 |
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虎跳峡の入口。まだ流れは緩やかである。標高3900m。右岸には大理石っぽい岩壁をくりぬいたりして舗装された立派な歩道がある。 |
段々急流となる。右側は玉龍雪山5596m、左は哈巴雪山5396mに挟まれ、玉龍雪山と虎跳峡との標高差は約1700mになる。 |
最も狭い急流部分。1986年に中国隊が特殊なチューブでカプセルを作り、その中に人間が入り通過に成功したとか。普通のラフティングは死にます |
金沙江に落ち込む、玉龍雪山の稜線 |
麗江東巴文化園の入口 |
東巴文字。1400以上の単語がある。 |
東巴絵画(と言えるかどうか?)、像の周囲に東巴経文が見える。 |
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石鼓鎮の石鼓。諸葛亮(孔明)が諸夷を押さえるために建てたものと伝えられた。文字は明代の木氏(世襲の官職を与えられた少数民族の首領。麗江に館がある)と土蕃(チベット)の戦いを記した「太平歌」と「破虜歌」。 |
石鼓虹橋。長さ18m、鉄鎖に木板を敷いた橋。清代末1888年、ナシ族の初代日本留学生が資金を賄って建てた。左の建屋の中で数人のナシ族の人達が楽器を演奏してくれた。帽子をかぶった人がチョッと見える。 |
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黒竜潭での記念撮影。後列左がナシ族、右はモースオ族(?)。前列も異なる少数民族だがわからない。雲南省の少数民族の衣装はカラフルだ。 |
東巴の祭祀場の一部 |
左は東巴文字、右は対応する意味の中国語。麗江東巴文化園で東巴先生に書いてもらった。 |