アルプス山岳博物館 (スイス ツェルマット) |
ツェルマットの山岳博物館
(The Zermatt Alpine Museum) |
人物写真の中央は、1865年7月14日に、マッターホルンを初登頂し、生還したエドワード・ウィンパー、左右はツェルマットのガイドのピーター・タウクヴァルダー親子(左が父、右が息子)。7人のメンバーのうち、4人が滑落、とっさに踏ん張った3人との間のザイルが切れ、そのまま氷河に消えた。死んだ4人はザイルで結ばれていた。生き残った3人もザイルで結ばれていた。ところが、4人と3人を結んでいたザイルが旧式の細いもので、衝撃に耐えられずに引きちぎれた。下のザイルは1850年〜1910年頃に使われたザイル。切れたザイルが細いことがわかる。
(参考:「地球の歩き方」スイス編) |
マッターホルン登頂時に使ったもの。右下は登頂後の8月15日にウィンパーが書いた手紙 |
左端にイタリア側(リオン稜またはイタリアン・リッジ)から登り、ウィンパーに敗れ引き上げた、Jean Antone Carrelの肖像画がある。 |
左端にマッターホルンを囲んで初登頂した7人の肖像画がある。その右は有名な滑落している絵。 |
東壁や北壁などの登攀の歴史の写真がある |
登山用具の変遷 |
1900年頃の氷河上のグループツアーとガイド。女性はロングドレスである。 |
スキー。私の古い山スキーもこれに近い形だった。 |
昔の民家と生活用具。100年以上の昔、スイスの暮らしは貧しく、ヨーロッパのド田舎であった。今はすっかり豊かな国だ。 |
自然史コーナー |
自然史コーナー |
地質の自然史コーナー。アルプスは昔はアフリカの辺りにあり、プレート移動により北上し、押し上げられて高い山脈となった。 |
蝶や鳥の自然史コーナー |
植物の自然史コーナー |
地質コーナーの前にあるマッターホルンの模型 |