ネパールの祭り

Nepali Festival

  

              ダサインからティハールにかけて竹でつくられるブランコ。子供の楽しみだ。

    ネパール人はお祭り好きである。各民族がそれぞれの祭りを持っているから、年中いつでも祭りがある感じだ。ネパール最大の祭りで10月頃に行われるダサインはヒンズー教徒の祭りであるが、国の祭日となるし、他の民族も結構楽しんでいる。一方、あれはヒンズー教徒の祭りだと、無視する人もいる。
    ここでは多くの祭りの中で垣間見たいくつかを紹介する。
    民族の行事としての祭り以外にも何かにつけて祭りや記念日のイベント、セレモニーが大好きだ。セレモニーにはお偉方が長々とスピーチをするが、余り嫌がりもせず、かつ余り聞いているかは疑問だが・・・・。パレードが大好きでよく見られる。12月などの結婚式が多いシーズンは賑やかな楽隊パレードがよく見られる。
   エベレスト初登頂から50周年の2003年5月29日のエベレスト登頂50周年記念式(Golden Jubilee)以来、ネパールにある8000m峰の登頂50周年記念式が行われている。2006年のマナスルの50周年記念式は政情不安のため5月から12月に延期され。田部井さんのエベレスト登頂30周年記念は女性登頂30周年として行われた。
    同様にして、2004年12月には国際山岳デー(International Mountain Day) がポカラの国際山岳博物館で、当時のデウバ首相も参列して行われた。こんな記念日はネパールで盛大に祝うこともないと思われるが、「国際」とついた記念日はよく祝われ、新聞にお祝いの広告が出たりする。
    先進諸国のような近代的なエンターテイメントがそうたくさんある訳ではないから、たくさんの祭りは人々の楽しみだろう。そのような文化としての民族の祭りは続いて欲しいものだ。

  なお、竹製のブランコはネパールでは、Lingee pingと呼ばれるらしい。

  

 

 

  パタンにおけるマッチェンドラナート祭りの山車の制作。4月〜5月にかけて行われる雨乞いの祭り。ポカラに住んでいたため、実際の祭りは見たことがない。この巨大な山車が倒れることもあるらしい。

 ポカラでの、ガイ・ジャトラ(Gai Jatra;牛祭り)。少年たちがこっけいな仮装をして踊りながらパレードをする。2004年8月31日撮影。バナーはネワール族のコミッティーによる、「我々の文化を保存しよう」。

  ガイジャトラの祭りは元々はマッラ王朝時代にカトマンズ盆地で始まった。息子をなくしたマッラ王の妃がたいそう悲しみ、笑わなくなった。そこで王妃を笑わせた者に十分な褒美を与えるとしたことからこのこっけいなパレードが始まったとい言われている。過去1年間に親戚に不幸があった家族の者が、ガイ(牛)に導かれて行列参加したといわれている。牛が使えない場合には代わりに牛の仮装をした少年たちが先頭を歩く。写真はポカラに住むネワール族がやっているものと思われる。本家のカトマンズのガイジャトラは見たことがないが、写真では頭の被り物がもっと大きく豪華に見える。

シバ・ラートゥリー (Shiva Ratri) 。ヒンドゥー教の宇宙破壊神である、シバ神がこの夜降臨する。踊っている行者が三つ又の鉾、トリスリを持っている。

左の写真に同じく,シバ・ラートゥリー。女性たちがお供え(?)を持って並んでいる。ポカラ、レイクサイドのヒンドゥー教寺院にて。2005年3月8日

 マカルー登頂50周年(2005年5月)の時のパレード。ネパールにある各8000m峰の登頂50周年を記念し、トゥンディケルからダルバール広場まで行進し、ダルバール広場で式典が行われる。お祭りではないがこういった催しものも盛大に行われる。

ヒンドゥー教信者によるパレード車による山車が先導

山車の後、グループごとにカラフルな衣装の女性が続き、目を引いた

 ポカラの南側にあるフォクシンに行く途中に、狭い山道をみこしを担ぐ人たちに突然遭遇。何の祭りかは分からない。

タカリ族のバッタチャン一族の神像のヤク(だと思う。不確か)。ポカラの国際山岳博物館での国際山岳デーにて。

パタンのクンベスワール寺院における、チェトリ(民族、カースト名)のKhumbeswar Mela(祭り)。絵の具の粉で、聖なる場所の絵をかいている。12月6日。

各グループ(ファミリー?)ごとに神への火をたき、食事をする。

 同じく、クンベスワール・メラにて。祭礼用の品の販売。右はローソクか?普段はこんなに店は出ていなかったと思う。 

ポカラの国際山岳博物館での国際山岳デーに参加したプン族(Pun)の踊り。余談だが、ダウラギリやアンナプルナの展望台のプーン・ヒルは住民の多いプン族からつけられた。

ダルバール広場における、女性のエべレスト登頂30周年記念式にて、女性登頂の招待者の記念撮影。中央が田部井さん、その右がチベット側からは初登だが、田部井さんに遅れることわずか10日位で、女性世界初の栄誉を逃した中国人。

 

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