ネパールの人々 (5):ランタン・エリア

Nepalis V, Langtang Region

  

                   コド(四穀ビエ)の脱穀、トゥロシャブルーにて

    11月から12月にかけて、ネパールではおちこちで刈りいれたコドを脱穀している。パタンパタンパタンとたたいて威勢がよい。規模の小さい場合は足で踏みつけて脱穀することもある。コドはネパールで最もポピュラーな酒であるロキシーの原料となる。コドは蒸留酒でネパール焼酎ともいえる。ホームメイドで味がそれぞれ異なる。

    ランタンのあるサヌワ(Sanuwa District;県または郡)はタマン族の郷といわれている。タマンはサヌワでも比較的高地に多く住む。チベットとのボーダーに近いもっと高地ではチベット人も住んでいる。シャブルベシまでカトマンズからは距離で143km程度だが、悪路のため、バスで10時間前後、ジープで7〜8時間かかる。
    カトマンズ盆地の周辺もタマン族が多い。

  

 

 ラマホテル(地名)にある、Hotel Friendly  Guesthouseで働いていたお姐さん。ランタンのタマンはスラッとしてスタイルがよい。 写真撮影を快諾してくれたので喜んで急いで撮ったら手ぶれでボケてしまった。

 同じくフレンドリー・ゲストハウスの主の娘。ネパールの子はよく働く。左のお姉さんの妹かと思ったら違った。従姉妹かも。

  昼飯を食べた、Thangsapのロッジの兄ちゃんの母親。

 ランタンのVillage View Hotel & Lodge の娘さん。夕食後ストーブの周りで話しかけたりしてフレンドリーな子。写真を撮る時に緊張するのか固い表情をするので、笑わせるのに苦労した。チベット族と思われる。

 キャンジンゴンパの少し下方のChamkiにある新しい茶店の兄ちゃん。キャンジンゴンパに行く時に、「寄ってくれ」と勧められ、「帰りに寄るから」と適当に言ったら覚えていて、帰りにお茶を飲まざるを得なくなった。

Thulo Syabruで茶を飲んだロッジの可愛いおばあちゃん。タマン民族の本をRs300で薦められたが、荷物になるといやだなと思い買わなかった。後で、買えばドネーションになったのにと後悔。

 Langtang Villageの子。学校に行く前に家の庭で遊んでいた。

上の写真と同じThulo Syabruで茶を飲んだロッジのおばあちゃんの孫。

シンゴンパのロッジ、レッサーパンダの女主人。このロッジは広くて快適だった。ゴサインクンドでもロッジをやっている。

 シンゴンパの観音(?)像。顔は4色4つ。手はカタで何本か分からない。ある本の写真ではこんなに多くカタはかけられていなかった。レッサーパンダのオバちゃんが案内してくれた。2008年現在、ゴンパは改修中。

 Dhunche(サヌワの首都)で泊まったロッジの屋上でマメと殻の選り分け。

 Kalikasthan(カトマンズ、シャブルベシ間のバスや車は大体ここで休憩をとるが、日本のガイドブックには載っていない)での登校中の女子学生。

 カリカスタンでタバコ(?)をうまそうに吸うオジサン。カメラを向けると、撮れ撮れとポーズをとってくれた。

上の写真はランタン地方ではない。ナガルコットからチャング・ナラヤン方面に行く途中の尾根道でのトウモロコシの種もぎ中。タマン族と思われる。

 

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