槍ヶ岳北鎌尾根から穂高 (2)   1990年5月

 

 1990年5月の山行。和歌山県の山岳会KRCの合宿で知り合った、同会のOB同士による、私にとっては20年ぶりの北鎌尾根。しかも彼は私と同郷の出身であった。この時も奥穂高までの縦走を行った。
   昔懐かしい二重のナイロンヤッケ、オーバーズボンとロングスパッツである。当時は北鎌尾根程度の雪稜登攀には登攀具なし、ヘルメットなしであった。現在なら、危ないと謗りを受けるだろうか。
    当時は水俣川にかかっていたつり橋は壊れかけていたがかろうじて残っており、何とか渡れた。道は崩れて荒れているところが多く、まさに取り付きまでが核心部といった感じであった。北鎌の登攀は順調に進んだが、槍の穂先に出る最後のチムニーでは苦労したような気がする。

  なお、このページの写真は私の撮影ではなく、パートナーのS氏の撮影によるものである。実にこまめに写真を撮ってくれた。写真の順序はほぼ時系列になっている。

                

          

             水俣川の朽ちかけ、傾いたつり橋を渡る。このつり橋もうないだろう 

          

            P2に向かう天上沢沿いでキャンプ。雨から変わった雪も止んだ

                   

                       P2に向かう途中の樹林帯

             

                    P2への登り。木登りを伴う急な坂だ

         

                 場所不明。真ん中のピークに登山者が見える

         

                          場所不明。P5辺り?      

         

                パートナーのS氏と。明大山岳部とどこかで会った

         

                          場所不明

          

                  どこか分からないが、なかなか良い写真

                  

              

                              槍が近づいてきた

         

                             登高

         

          

    

 

                      北鎌平辺りからか?

        

                       槍の頂上で会った単独行者

        

                    やはり単独行者と。バックは穂高

              

                         穂高への縦走

        

                        穂高への縦走 

        

                         穂高への縦走

        

   北穂高あたりか?ザックは当時愛用していた神戸のトモミツ製。ヤッケもオーバーズボンも同様。

 

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